パラッパラッパー④
その友人と妻の会話で、子供の頃の記憶が鮮明に残っていると話をしていた時のことです。
どんな道を通って、どんな幼稚園や小学校だったか、隣の席がなんて名前のどんな子だったか…クラスの席順まで覚えているそう。
普段から特に何も意識しない妻にとっては驚くべきことだったようで、ねほりはほり質問しては「へぇー!」と驚いていたので、珍しく人の話を聞いてる…と思ってました。
友人が当時の自宅から幼稚園までの道のりを話している時…
友人「…細い道を曲がったら、石の階段があって…」
妻「え?家の階段?」
話の中で自宅はとうに出発していて、そこに至るまでの道もしばらく聞いていたはずの妻から、なぜそんな質問が出るのか…
"いし"と"いえ"の一文字を聞き間違えただけなのか…
友人「…そのお墓を通り過ぎて、お寺の中に幼稚園があって…」
妻「お墓が幼稚園!?」
運転しながら聞いててもイメージできるほど難易度は低いはずでしたが、妻は意味不明な質問返し。笑
わざと?と疑ってしまうほどですが、これが私の妻です。
聞いている風に見せているだけで、何も聞いていない…
その結果、会話はほぼ成立しません。笑
私にとってはいつもの妻ですが、友人にとってはたまに会人なので、さすがに気になった様子で
「何も聞いてないでしょ!?」
と笑いながら指摘。
いえ、いつも通りです。