色彩心理学
色が人にどのような影響を与えるのか…という身近な心理学で、常に活用できるものだと思っています。
色彩心理学 = 占いのようなもの…と勘違いしている人も多いようですが、色が人に与える影響は人生そのものすら変えてしまいかねないもの。
様々な実験が世界中で行われていますが、有名かつ入門的な実験で…
「壁紙が全面赤い部屋に、色が判らないように目隠しをして被験者を座らせ、20分後には暑いと言い出し、サーモグラフィーでも体温計測でも体温が高くなっていた」
「壁紙が全面青い部屋に、同じく色が判らないように目隠しをして被験者を座らせ、20分後には寒いと言い出し、サーモグラフィーでも体温計測でも体温が低くなっていた」
もちろん室内温度は全く同じ、服装も同じという同環境での実験です。
これはまさに赤と青が人に与える影響そのものをダイレクトに実感できる実験結果。
夏になると飲食店が青い旗を出すのは色彩心理学の効果を利用した経営方法ですし、常に色彩心理学はいたるところ有効に使われています。
それほど認知度も高くて、影響が大きいと確信されていることなのですから、知っておいて損はないはず。
好きな色を2色選ぶことで、その人の現在の心理状態を見ることさえ可能だという色彩心理学。
次回、その色彩心理学の入門編として各色がどのように影響するのか…を紹介します。
それを毎日のコーディネートや身の回りの物にうまく利用して、自分自身を良い方向へとコントロールできるようになれば、良いことも増えるはず。
読んでみて、ぜひ活用してみてください。